専行寺創建400年記念事業

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本尊「阿弥陀如来木像」の文化財調査・御修復を進めています!

専行寺は、開基・成覚坊釋了察法師によって、1620年(元和6)武蔵国豊島郡江戸番町三丁目谷六丁目(現在の東京都千代田区二番町付近)に創建されました。その後、1717年(亨保2)に同地で類焼、翌年に現在の新宿牛込原町に移転し現在に至っています。

現在の本堂は1977年(昭和52)に再建されたものです。2020年(令和2)には当寺が創建されて400年を迎えました。

当初、2020年に記念法要をお勤めする予定でしたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大等の事情により、やむをえず延期する決定を致しました。法要の執行期日は未定ですが、皆様に安心してお参りいただける日を期し、記念事業を先行させていただいています。

2020年11月に東京国立博物館と新宿区の協力により本尊「阿弥陀如来木像」の文化財CT調査等を行ない、修復方針を決定しました。現在、仏師・明珍素也先生(武蔵野美術大学客員教授)により御修復の作業が進められています。

なお修復中はもう一体の寺宝である「阿弥陀如来金銅仏」を本堂にご安置しています。この機会に皆様にお参りいただければ幸いです。なお、その他の記念事業として1階仏間の椅子席設営等も予定されています。

ご協賛のほどお願い申し上げます。