新設区画墓地
浄土真宗のご門徒用の墓地です。これまでの宗教・宗派は問いませんが、今後は浄土真宗(大谷派)のご門徒(檀家)として当寺とご縁を結んでいただきます。家単位の墓地ですので、祭祀(仏事)の継承者がおられることが条件となります。
《墓地使用料》
区画 (cm) |
面積 (㎡) |
墓地使用料 | 維持会費 (年額) |
---|---|---|---|
60✕50 | 0.30 | 55万円 (角地62万円) |
12,000円より |
60✕60 残区画僅少 |
0.36 | 64万円 (角地70万円) |
12,000円より |
60✕75 | 0.45 | 80万円 (角地90万円) |
12,000円より |
75✕75 残区画僅少 |
0.56 | 100万円 (角地110万円) |
12,000円より |
75✕90 残区画僅少 |
0.67 | 120万円 (角地132万円) |
12,000円より |
90✕90 | 0.81 | 144万円 (角地160万円) |
12,000円より 完売 |
120✕120 | 1.44 | 360万円 (角地380万円) |
12,000円より 完売 |
120✕150 残区画僅少 |
1.80 | 450万円 (角地475万円) |
12,000円より |
※墓碑の建立にあたっては、上記の墓地使用料のほかに石材工事費がかかります。当寺では信頼できる石材店をご紹介しています。どうぞお気軽にご相談ください。
《南無阿弥陀仏のお墓》
浄土真宗では、墓石の正面に「南無阿弥陀仏」や「倶会一処(倶に一処に会する)」などの仏語を刻みます。それはお墓が単なる納骨所ではなく、本堂やお内仏(仏壇)と同じように、仏さまの教えに出会う場所であることを示しているのです。
東京近郊では「○○家之墓」と刻まれた墓碑も見られますが、新しく建立される場合には上記の刻字をお薦めしています。
専行寺総墓「無極廟〈むごくびょう〉」(永代供養墓)
「無極廟」は、お墓の継承者がいない方でも安心してご利用いただける共同墓です。生前予約も可能です。以下のようなご事情の方も、お気軽にご相談ください。
- 親族に負担をかけずにご自分でお墓の準備をしたい方。
- 先祖代々のお墓が遠方で墓参が困難な方や入ることができない方。
- 分骨を納めることを希望される方。
《「無極廟」建立の願い》
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご遺骨は、東本願寺飛地境内である大谷祖廟に納められています。大谷祖廟は、聖人をはじめ本願寺の歴代や全国のご門徒のご遺骨も納められている墓所であり、聖人のお徳を慕う多くのご門徒によって護持されてきました。そこには、生死を超えて共に広大無辺な浄土に帰するという仏教の「倶会一処(倶に一処に会する)」の精神が体現されています。専行寺の総墓「無極廟」は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌記念事業の一環として、2006年に専行寺新設墓地内に建立されました。歴代住職とその家族の墓を新設し、当寺にご縁のあるすべての方が入ることのできる墓所として開放されたものです。「無極廟」のネーミングは、歴代住職の墓碑正面に刻まれている「無有極(極まりあることなかるべし)」という『仏説無量寿経巻下』のお言葉によるものです。今後も永代にわたって専行寺とご門徒一同によって護持されてまいります。
人間同士の関係が希薄になり、若者や高齢者の社会的孤立や孤独死が社会問題となっている現代は、「無縁社会」などと呼ばれています。
経済効率や利便性が何よりも優先され、人間そのものがこのモノサシではかられ、すべての人間が常に生きづらさを感じ、孤独や不安・むなしさを抱えているのではないでしょうか。
寺院墓地にご縁が結ばれるということは、ご自身のお墓の問題が解消されるだけでなく、健在なうちから仏の教えにふれ、寺を中心にしたサンガ(コミュニティー)の一員になることでもあります。多くの皆様が尊い仏縁を結ばれ、人生を豊かに生きていただきたい。「無極廟」の建立にはそのような願いがこめられています。
《総墓使用料》
◆納骨冥加金 | ①一般型(総墓内に骨壷にて安置し33回忌以降に合葬するタイプ) | 一体 25万円 |
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②合葬型(総墓内に当初より合葬するタイプ) | 一体 10万円 | |
◆永代経志納 | こころざし(応分のお布施をお納めください) |
※納骨については、一般型か合葬型が選択できます。
※納骨以降の仏事をお勤めできない場合は、永代経志納をお納めください。
「永代経志納」について
永代にわたって経典(教え)が読み伝えられることを願って納められる志納金(お布施)が「永代経志納」です。総墓を使用される方が、ご事情により今後の仏事をお勤めすることができず、お寺にすべてを依頼される場合には、納骨の際にお納めいただきます。
一般的に「永代供養」と呼ばれますが、「供養」とは、仏法聴聞(読経)によって亡き人と遺った私たちが真に出遇うこと、つまり亡き人がこの私の生きざまを照らしてくださる仏さまであったと深く拝めることによって成り立つことです。亡き人を縁として「追弔の念」と「仏法相続の願い」をお布施という形にしていただくことが「永代経」のおこころです。
当寺では毎年5月に、これまでご縁のあったすべての方のご法事として「永代経法要」が勤められています。