「生を見つめるための入棺体験会」ご報告

2015年03月14日

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3月3日に「生を見つめるための入棺体験会」が開催されました。「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画。

内容は、➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃話し合い ➄プチ法話 です。

今回は関西からの出張中にわざわざ参加された方もいらっしゃいました。座談では、「私たちはあと何年生きられるかと〈引き算〉のいのちを考えてしまうけど、本当は一息一息の今をもらっている〈足し算〉ではないか?」こんなお話に至りました。

明治の親鸞と呼ばれた清沢満之は、「生のみが我らにあらず、死もまた我らなり。我らは生死を並有するものなり」と仰いました。死することも含めて私たちのいのちの厳粛な営みであると…。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での「終活」は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。

 

入棺体験2015・3・3