7月5日(日)
お盆法要が勤められ、新盆を迎えられた皆様をはじめ、大勢の方がお参りくださいました。ご法話は本願寺横浜別院ご輪番・竹部俊惠先生にご出講いただきました。
「このお経(仏説盂蘭盆経)の最も重要なことは、親の慈悲そのものとしての“賜りしいのち”の尊さに気付かせようと計らわれた、お釈迦さまのお心にあるのではないでしょうか。ですから、真宗門徒は、お盆を単なる先祖供養と捉えるのではなく、先祖とまとめて言っている途切れることなく私にまで届けられたいのちが、いかに希有なものであったかを自覚したいものです。そのいのちをたずね、仏法を聞き続け、私自身がお念仏を喜べる人になりましょう。お盆は、実は亡くなっていかれた方からのそういう願いが込められていたのです。お盆は、私のための仏事だと気付かされます」(法話レジュメより)
「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え、連続無窮にして、願わくは休止せざらしめんと欲す。無辺の生死海を尽くさんがためのゆえなり」(『安楽集』道綽禅師)
次回の定例法要は、9月20日(日)秋彼岸法要(法話・松井憲一先生)です。ぜひお参りください。