11月25日から26日にかけて秋の参拝旅行に出かけてきました。初日はまず滋賀県湖北地方の念仏の中心道場・真宗大谷派長浜別院(滋賀)へ。伏見城の殿舎が移築されたと伝えられる本堂は大広間や書院とともに重要文化財に指定されています。たんなる歴史的建造物ということではなく、建物全体に仏法が染み込んでいる、そんな風格を感じさせる建物でした。午後からは親鸞聖人の草庵跡である岡崎別院(京都)へ。前日に仏前結婚式が行われて新郎新婦が記念植樹をされたそうです。京都は紅葉が真っ盛り。お二人の門出を多くの木々があでやかに愛でてくれたことでしょう。
翌26日には本山・東本願寺の報恩講に参拝。法要後、お二人が帰敬式(法名授与式)をお受けになり、仏弟子としての出発点に立たれました。専行寺など一般寺院でも受式することはできますが、東本願寺御影堂でのお式は厳粛で荘厳な雰囲気に満ちたものでした。
今回の参拝旅行は事情により一泊二日でしたが、せっかくだからニ泊三日で出かけたいとの声も聞かれました。訪れてみたい場所など、ぜひご意見をお寄せください。