「生を見つめるための入棺体験会」のご報告

2014年12月14日

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12月8日に「生を見つめるための入棺体験会」が開催されました。「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画で、今回が4回目の開催。内容は、➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃話し合い ➄プチ法話 です。

参加者からは毎回さまざまなご感想をお聞きすることができます。

「親のことを思い出してジワ~ッときた」

「自分のお腹の音ばかりよく聞こえたけど、生きてると思った」

「怖かったのでお棺の中でずっと動いていた」

「死ぬまで精一杯生きて、その姿を子供に見せなきゃと思った」等など・・・。

フェイスブックを見て参加された初対面同士の方々も多いのですが、入棺という共通体験を通して、率直に感想を語り合うことのできる場が開かれることはありがたいことです。
私たちは「生死一如」のいのちを生きています。ふだん眼を背けている「死」というものにきちんと向き合ってみると、おのずと自分の「生」を見つめる眼が与えられます。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での“終活”は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。

 

入棺体験会2014・12