1月11日(月)成人の日
「2016年新春法会」が勤められました。
式次第は、➀勤行 ➁献杯の儀 ➂挨拶 ➃落語会 ➄福引 終了後は懇親会。落語会には、林家正雀師匠とお弟子さん方に出演いただき、本堂にご門徒の笑顔があふれる華やかな催しとなりました。
「落語の祖」は戦国大名の御伽衆のひとりでもあった僧侶・安楽庵策伝だといわれています。また浄土真宗の「節談説教」は江戸時代には民衆の娯楽ともなり、浪曲・講談・落語などの母体となったといわれています。
『落語とは人間の業の肯定である』という立川談志師匠の言葉の通り、「わかっちゃいるけどやめられない」そんな人間の業を笑う落語の世界には、人間そのものを悲しんでくださっている仏さまの眼差しがそそがれているのでありましょう。仏前に設営された特設の高座を前にそんなことを感じた法会でした
専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。ご参拝を心よりお待ちしております。