お知らせ

トップ > お知らせ > Page 16

お知らせ

「仏具お磨き奉仕」「輪読会」が開催されました。

2016年09月18日

9月13日(火)
午前中に秋彼岸法要に向けての「仏具お磨き」、午後からは「輪読会」が開催されました。

「仏具お磨き」
本堂に置かれている花瓶やローソクの燭台などの真鍮製仏具をすべて下ろし、ひとつ一つ丹念に磨いていただく奉仕作業です。真鍮ですので磨くと見事に輝きを取り戻します。今回は12名の方々が参加してくださいました。おかげさまでピカピカの仏具で法要を迎えることができます。皆様ありがとうございました。
専行寺では年6回の定例法要の前に「仏具お磨き」をお願いしています。奉仕活動を通して、仏さまをより身近に感じていただければ幸いです。終了後は書院でのランチタイム。もちろんお手伝いいただけるお時間だけのご参加でも結構です。
次回は10月26日(水)10時から。
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。皆様のご協力をお願い致します。

「輪読会」
現在は『同朋新聞』(真宗大谷派発行)『サンガ』(東本願寺真宗会館 首都圏広報誌)などをご一緒に読み、感想を語り合っています。

「・・・39歳、真宗の世界に飛び込んだのはいいが、親鸞の思想は難しかった。特にわからなかったのは『本願』である。一切衆生を救わずんば止まずという阿弥陀如来の願いが、今、私にも届いているというのだ。阿弥陀如来の方から私を救いたいというのは一体どういうことなのか。大無量寿経の本願の物語をどう受け止めていいのか正直とまどった。そんな時、蓮如上人の『我が身をば法にひてておくべき』という言葉をたまたま耳にした。時代は違えども蓮如上人の我が身を仏法の水の中にひたしなさいという呼びかけに、しばらく黙って聴聞しようと腹を括った。積極的に多くの聴聞の場に身を置くことにより、しばらくすると、頭ではなかなか理解できなくても、教えが身体に徐々に染み込んでくる感覚が芽生えたことに気付いた」
「親鸞の思想の底には、比叡山での求道の経験と、その上での救われない身の自覚に立った人間の愚かさに対する深い悲しみがあると思う。それは能力主義、成果主義というような、効率でしか存在を肯定できない考えではなく、人間存在の持つ罪業性への深い共感の上に全ての人を受容していくものではないだろうか」
「狭い価値観で生きてきた私が、たまたま真宗のこのような価値観に触れることができ、海のように広くて深い世界があるのだということを発見した喜びは大きかった。格好良く言えば自分の存在の底にある土台が大きく揺らいだように感じた。正直その時『ああ、大丈夫だな』という実感があった。それは生きる上での自分の拠って立つ場所、足を踏ん張れる場所が見つかったという感覚であり、『何とか生きていけるな』という肌感覚である。私は素直に真宗に救われたと思っている。それは教義的な安心とは違うと思うが、実際に助かったという感覚がある・・・」
(『サンガ』NO.143 仏さまからのお便り「我が身をば法にひてておくべき」より)

大谷一郎さんのこの文章が今回の話し合いのひとつの手がかりとなりました。
輪読の後、感じたことを率直に語り合う会です。次回は10月26日(水)13時から。お気軽にどうぞ。

 

%e3%81%8a%e7%a3%a8%e3%81%8d201609%ef%bc%8d3
%e3%81%8a%e7%a3%a8%e3%81%8d201609
%e3%81%8a%e7%a3%a8%e3%81%8d201609%ef%bc%8d2

9月・10月の行事案内

2016年09月07日

9月

◇秋彼岸法要に向けての「仏具お磨き奉仕」
9月13日(火)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。

◇「輪読会」
9月13日(火)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。

◇「秋彼岸法要」
9月22日(秋分の日)11時~13時30分
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉竹部俊惠 先生(富山・妙蓮寺住職 / 本願寺横浜別院 前輪番)
※亡き人を偲びつつ「生きる」ことをともに尋ねてまいりましょう。
※簡単なお弁当を用意しています。墓参はぜひ法要に合わせてお出かけください。

◇「秋彼岸」
9月19日(月)~25日(日)
※墓参およびご門徒宅お内仏参勤

10月

◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
10月13日(木)13時
〈指 導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター)          
〈参加費〉500円                                ※「ピラティス」は、ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていくエクササイズ。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さん。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。

◇「仏教入門講座」
10月13日(木)14時30分~16時30分
〈法 話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。

◇報恩講に向けての「仏具お磨き奉仕」
10月26日(水)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。

◇「輪読会」
10月26日(水)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。

◇「真宗大谷派東京4組同朋会」
10月開催予定
〈法話〉近田昭二 先生(豊島区 顕真寺住職 /真宗大谷派東京教区教化委員)

「仏教入門講座」と「ピラティス教室」が開催されました。

2016年09月07日

8月25日(木)
「仏教入門講座」が開催されました。ご法話は海法龍 先生。「正信偈のこころ」をテーマにお話しいただいています。今回はインドの龍樹菩薩(ナーガールジュナ)の教えを手がかりにお話しいただきました。講座に先立って「ピラティス教室」も開かれました。

〈法話聞書〉
「バラモン教というインドの宗教は“実体がある”というんです。私が死んでも私はある。霊魂という形で人間はいつまでも生き続けるんだという思想。それが有(う)の思想。それに対して、人間は死んだらもう何もないんだ、どうせ死ぬんだから意味がないというのがニヒリズム(虚無思想)。それが無の思想。“人間死んだらゴミになる”と仰った元検事総長がいました。残念ながら教えにふれるご縁がなかったのでしょう。その方が亡くなられてお骨になる。あとに遺された方々がお骨を通して、故人の人生に触れていろんなことを考えさせられる。その存在が私たちに学びを与えてくれるんですよね。決してゴミではない。無意味ではない。インドのその時代は、私の実体(魂)はあるという人とないという人と偏っているんです。“悉能摧破有無見(ことごとくよく有無の見を摧破せん)”。その真理を覆う有と無の思想をことごとく打ち砕くということです」

「お釈迦様が龍樹菩薩の出現を予言されたということですが、それは龍樹菩薩がお釈迦さまの教えを“託された人”だということです。教えを住持して伝えた方だということです。伝えなければお釈迦様の教えは消えるわけです。すべての人が救われる道が閉ざされてしまいます。やっぱり託していかなければいけない。私たちも託さなければならないんですよ。誰に託していきますか?具体的に言うと、聞法の道場を、親鸞聖人のお寺を預かってるわけですから。託していくということは、託された人がお釈迦様の教えを、南無阿弥陀仏を受持していく、その教えに生きていくことです。そしてその教えを共にいただいていく人がいなければ仏教は滅びます。(中略)「聞治」という言葉があります。聞くことが治療です。自分自身が自分の「見」で病んでいる。その聞いたことを伝えてほしいという願いが私たちにかけられているんです。自分だけ聞けばいいということではない。いいなと思ったら、本物にふれたならば、託す世界が生まれてくる。相続されていかなければならないんです」

〈次回予定〉
日時  12月8日(木)14時30分から。
法話  「正信偈のこころ」海法龍 先生(長願寺住職/首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座です。連続講座ですが途中からでもお気軽にどうぞ。開会前の13時からは「ピラティス教室」(申込制)も開催されます。お気軽にご参加ください。

 

正信偈(龍樹)
ピラティス2016・8 花 2016・8

「お盆法要」が勤められました。

2016年07月13日

7月10日(日)
お盆法要が勤められました。新盆を迎えられた方々をはじめ、大勢の皆様がお参りくださいました。仏前でともに手を合わせ、仏法を聴聞するご縁をいただくということは、私たちを導いてくださる「諸仏」として亡き人と出会い直す尊い仏事です。ご法話は藤本愛吉先生(三重・正寶寺住職 / 京都大谷専修学院元指導主事)。

〈法話聞書〉
「『亡くなっていった人も今生きている人も、生きとし生けるものが本当に願っていることは、倶会一処(ともに一処に会する)したいということなんです。だから倶会一処したかったという願いを受け止めて、あとに残った者たちがお互いを大事にしあって生きていくということが本当の供養になるわけです。本当の願いに生きることが本当の供養です。では本当の願いとは何か?一緒にいるものが会えてよかったねと言うほど、お互いが心を通わせて生きていくことです。通じ合って生きていきたい。これが本当の願いです』竹中智秀先生はこう教えてくださいました。そういう意味で、私たちはいのちそれ自身から願いをかけられているんです」

「私たちはおとなになってくると分別という思いがあります。それはどういう構造をしているか。『運動場』という小学校4年生の詩です。『狭いな』『狭いな』と言ってみんな遊んでいる。朝会の時に石を拾わされると『広いな』『広いな』と言って拾っている。これが私たちの分別。日ごろのこころです。自分の都合で運動場を広くしたり狭くしたりする心です」

「身近なものほど都合がぶつかり合い、ややこしくなってしまう。この運動場の詩と一緒で、自分の都合が入ってしまうと、相手が悪いというふうにしか見えない。本当はそんな対立はないんです。そういう世界に心を向けて自分の課題を学んでいくか。自分だけの世界に帰ってしまうか。これが瀬戸際ですね。」

「身近な人ほど遠くを感じることがあります。私たちはどうしてもいのちの願いに気づかずにぶつかり合います。でも、いのちの純粋な声を聞くたびに、ちょっと怪しいな、生活が濁っているなと知ることができます。こういうお盆の法要を通して、亡き人を偲ぶなかで、今生きている事の確かさを確かめ合ったら、日々の新しい生活の中で何が大事なのか見つめ直していけるのです」

※次回の定例法要は、9月22日(木)秋分の日に勤められる秋彼岸法要。法話は竹部俊惠先生(富山・妙蓮寺住職 / 本願寺横浜別院前輪番)です。 ぜひお参りください。

 

2016お盆法要7
お盆法要2016
2016お盆法要6
2016お盆法要3
2016お盆法要4

7月・8月の行事案内

2016年07月03日

7月

◇お盆(墓参・ご門徒宅お内仏参勤)
7月1日(金)~16日(土)

◇仏具お磨き奉仕
7月5日(火)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。

◇輪読会
7月5日(火)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)

◇お盆法要
7月10日(日)11時~15時
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉藤本愛吉 先生(三重・正寶寺住職 京都大谷専修学院 元指導主事)
※大切な方のご命終を尊い仏縁として、私たち自身の生き方をともに尋ねてまいりましょう。どなたもご自由にお参りください。

8月

◇お盆(墓参・ご門徒宅お内仏参勤)
8月1日(月)~16日(火)

◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
8月25日(木)13時30分(下記の仏教入門講座開会前に開催します)
〈指導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター)
〈参加費〉500円
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺までどうぞ。

◇仏教入門講座
8月25日(木)15時(終了後、暑気払い懇親会)
〈法話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。

◇生を見つめるための「入棺体験会」(申込制)
8月26日(金)19時~20時45分
〈日程〉➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃語らいの時間(軽食あり) ➄プチ法話
〈参加費〉1000円
※私たちは「生死一如」のいのちを生きています。ふだん眼を背けている「死」というものにきちんと向き合ってみると、おのずと自分の「生」を見つめる眼が与えられます。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での「終活」は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。毎回、初めてお寺に足を運ぶ方々も参加されています。どうぞお気軽にお出かけください。
※「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画です。(“これから楽交” http://www.korekara-gakko.net/)お申し込みは専行寺までどうぞ。

「永代経法要」が勤められました。

2016年05月24日

5月22日(日)

永代経法要が勤められ、大勢の皆様がお参りくださいました。
これまで専行寺にご縁のあったすべての方のご法事であり、永代にわたってお経が読み継がれ教えが伝えられていくことを願って勤められます。
ご法話は佐々木正先生(草愚舎主宰・萬福寺前住職)から「浄土真宗の救い―妙好人に学ぶ―」をテーマにお話しいただきました。

「妙好人」とは、浄土真宗の信者の中で、江戸時代以降、在俗の無学文盲と呼ばれた読み書きそろばんのできない無名の庶民の中に生まれた篤信の念仏者です。「妙好」とは梵音で「芬陀利華」。元来は「白蓮華」を意味し、白い蓮華のような浄らかな信心を篤く身につけた信徒たちを讃えて呼ばれる言葉です。民芸運動の提唱者・柳宗悦、欧米に禅を広めた鈴木大拙らも心を打たれ、著作で取り上げられています。

ご法話にあった物種吉兵衛さん(大阪・堺)のエピソードが心に残りました。死の問題にぶつかり、「死んでいけませぬ」という問いを抱えて放浪遍歴。50歳の頃に出会った元明師の「死なれたらそれでよいか」の返答で、命がけの問いが瞬時に解決。その直後に吉兵衛さんの胸に浮かんだのが「本当に死ぬことが知れたら、毎日勇んで日が送れるのや」という言葉でした。そこには「生から死を見る目」から「死から生を見る目」への転換があります。「浄土」や「天国」という宗教用語で教えられる人間の問題が、死後の世界としての未来のことでなく、今現在の生き方の中に内蔵されていることを教えてくれているのでありましょう。

※次回の定例法要は、7月10日(日)に勤められるお盆法要です。法話は藤本愛吉先生(大谷専修学院 元指導主事・三重 正寶寺住職)。ぜひお参りください。

2016・5永代経1
2016・5永代経2
青木2016
竹2016

 

5月・6月の行事案内

2016年05月05日

5月

◇永代経法要に向けての「仏具お磨き奉仕」
5月13日(金)10時~12時(作業終了後、昼食)
 ※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。                  ※作業しやすい服装でお出かけください。※昼食は寺で用意します。
 
◇「輪読会」
5月13日(金)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)          
※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。

◇「永代経法要」
5月22日(日)11時~14時 
〈日程〉法話・お斎(食事)・勤行 (終了後、懇親会)
〈法話〉佐々木 正 先生(草愚舎 主宰 / 塩尻・萬福寺前住職)
※専行寺にご縁のあったすべての方のご法事です。永代にわたって経典(教え)が読み伝えられることを願って勤められます。

6月

◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
6月1日(水)13時(下記の仏教入門講座開会前に開催します)
〈指導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター) 
〈参加費〉500円
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。

◇「仏教入門講座」
6月1日(水)14時30分
〈法話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。

◇真宗大谷派「東京教区同朋大会」
6月3日(火)13時~16時 (文京シビックホール)
〈記念講演〉藤原千佳子 先生(浄秀寺前坊守) 
〈参加費〉1000円
※専行寺が所属している真宗大谷派東京教区の大会です。お誘い合わせてお出かけください。
※詳細は寺までお問い合わせください。

◇東京4組同朋会「日帰り参拝研修」(申込制)
6月10日(金)
〈集合〉8時30分 新宿駅西口 明治安田生命ビル前
〈参加費〉6000円
〈行程〉新宿駅西口→みなとみらい駅→真宗大谷派「本願寺横浜別院」→横浜中華街(昼食)→横浜市内散策→横浜ベイブリッジ(休憩)→新宿駅西口(解散)
※行程は変更になる場合もあります。
※お申込み・お問い合わせは専行寺までどうぞ。

「お寺でYogaとJapan Tea」「玉露と桜熟成茶の会」「煉山・尺八教室&ライヴ」ご案内

2016年04月02日

4月は専行寺を会場にさまざまな催しが行われます。皆様ぜひお気軽にお出かけください。

 

「お寺でYogaとJapan Tea」(主催 gallrey園)

※詳細はこちら→お寺でyogaとjapantea

 

「飲んで食べつくす“玉露”と春を感じる“桜熟成茶”の会」(主催 gallrey園)

※詳細はこちら→玉露と桜熟成茶の会

 

「煉山の活き活き尺八教室 & ミニライヴ」(主催 和の心)

※詳細はこちら→煉山の尺八教室&ライヴ

「春彼岸法要」が勤められました。

2016年04月02日

3月21日(月)振替休日
春の彼岸法要が勤められ、大勢の皆様にお参りいただきました。仏前で手を合わせてお念仏申すご縁をいただくということは、私たちを導いてくださる諸仏として亡き人と出会う、新しい関係の始まりでありましょう。ご法話は京都から松井憲一先生(京都・道光舎主宰・道専寺前住職)にご出講いただきました。

〈法話聞書〉
「人は出会いによって豊かになり、別れによって深くなる」こんな言葉があるお寺の掲示板にありました。お彼岸でございますから、大切な方とのお別れがご縁でお参りをいただいている方も多かろうと思います。私たちをして、こうしてお寺に足を運ばせたもとは、亡くなった人が諸仏として私たちを呼び出して、この席に座らせている、そういう大きなはたらきをしていてくださっているのであります。

『同朋新聞』3月号に、笹原留似子さんのインタビュー記事がありました。亡き人を見送る場で、亡くなった方を安らかな表情に戻して棺にお納めする復元納棺師さんです。東日本大震災直後に被災地に入り「復元ボランティア」として多くのご遺体を復元されたそうです。
「人は死んだら終わりではない。その人を思えば多くの問いをいただける。確かに体は終わってしまうけれども、生きている人たちが教えられることがいっぱいある。(中略)亡くなった人たちが生きている人たちのいのちを輝かせるような関係を作ってくれることだと思います」と。

通夜・葬儀の場においてさえ、私たちは涙を流していても自分の思いと重ねて、自分の思いで泣いているかもしれません。亡き人のために泣くものだと思っていたが、大切な人を亡くした自分の寂しさで泣いている。厳しくもそういう自分の姿を教えられることがあります。どんな悲しみの時にも自分の都合が入ってしまう、それが私たちのありようです。その自分の都合をきちんと見せてくださるのが仏さまの智慧の光。私の闇(暗さ)を破ってくださる光です。亡き人は私たちが気が付かないような生き方の暗さというものを徹底的にあぶりだして見せてくださる、そういうはたらきがある。そのはたらきに「なるほどそれは私のことでありました」というのが南無阿弥陀仏です。頭が下がって「無量のご縁でありました」と気が付くのです。

※次回の定例法要は、5月22日(日)に勤められる永代経法要。ご法話は佐々木正先生(草愚舎主宰・萬福寺前住職)です。ぜひお参りください。

2016春彼岸 法要勤行
花まつり
2016春彼岸 松井先生
2016春彼岸 掲示板
2016春彼岸 鳥

3月・4月の行事案内

2016年03月19日

3月
◇春彼岸に向けての「仏具お磨き奉仕」
3月14日(月)10時~12時(作業終了後、昼食)
 ※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
 ※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。

◇「輪読会」
3月14日(月)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
 ※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。

◇「春彼岸法要」
3月21日(振休)11時~13時30分 
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉松井憲一 先生(京都・道光舎 主宰 / 道専寺前住職)
 ※亡き人を偲びつつ「生きる」ことをともに尋ねてまいりましょう。
 ※簡単なお弁当を用意しています。墓参はぜひ法要に合わせてお出かけください。

◇「春彼岸」
3月17日(木)~23日(水)
 ※墓参およびご門徒宅お内仏参勤

4月
◇「東日本大震災犠牲者追悼法会」主催 真宗大谷派東京4組 
4月8日(金)13時~16時
〈会場〉専福寺(新宿区新宿6-20-9)
〈講師〉太田浩史 先生(富山・大福寺住職 / 日本民藝協会常任理事)
    坂東性悦 先生(茨城・報恩寺副住職 / NPO法人 災害ボランティアネット メンバー)
 ※法要志はすべて被災地支援に供します。ご協力をお願い申し上げます。
 ※問合せ・申込みは当寺まで。

◇「お寺でYOGAとJAPANTEA」 主催 gallrey園
4月9日(土) 第1部 10時~12時 ヨガ(予約制8名)
〈参加費〉3000円
〈スケジュール〉ヨガ(90分) 瞑想(30分)
〈持ち物〉ヨガマット(バスタオル)・動きやすい服装
 ※静かなお堂でゆったり朝ヨガ癒されましょう。
4月9日(土) 第2部 13時~14時 茶園CAFÉ(予約制)
〈参加費〉1500円(ヨガ参加の方は1200円)
 ※煎茶の美味しい淹れ方クイック講座(15分)
 ※上級煎茶 2種2煎+和菓子付 !!
〈問合せ・申込み〉gallrey園 gallery.of.en@gmail.

◇日本茶講座「飲んで食べつくす玉露と春を感じる桜熟成茶の会」主催 gallrey園(予約制15名)
4月9日(土)15時30分~17時30分
〈スケジュール〉15:15受付 15:30ご挨拶・ご住職のお話(本堂)
        15:45~17:30講座 ・茶の歴史・お茶の成分効能 (15分)
                  ・煎茶の淹れ方(20分)⇒桜熟成煎茶(3煎)和菓子
                   休憩(10分)
                  ・玉露の淹れ方(45分)⇒玉露(2煎)⇒日本茶カクテル・茶料理
〈料金〉3500円
〈提供〉茶菓子・茶料理各1品 日本茶3種 玉露(かんばやし) 桜香付熟成煎茶(奥村園) 日本茶カクテル
〈問合せ・申込み〉gallrey園 gallery.of.en@gmail.

◇生を見つめるための「入棺体験会」(申込制)
4月11日(月)19時~20時45分
〈日程〉➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃話し合い(軽食あり) ➄プチ法話
 ※私たちは「生死一如」のいのちを生きています。ふだん眼を背けている「死」というものにきちんと向き合ってみると、おのずと自分の「生」を見つめる眼が与えられます。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での「終活」は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。毎回、初めてお寺に足を運ぶ方々も参加されています。どうぞお気軽にお出かけください。
 ※「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画です。
 ※お申込みは専行寺へどうぞ。

◇参拝旅行「全生園花まつり参拝と薬師温泉の旅」
4月12日(火)~13日(水)
〈参加費〉24,000円 (専用バス代・宿泊代・食事代・参拝志納金ほか)
〈コース〉一部が変更になる場合もあります。
4/12  新宿西口・工学院大前(9時30分集合出発) ⇒ 国立ハンセン病療養所「多磨全生園」(国立ハンセン病資料館見学・全生園内散策・お花見・昼食・真宗報恩会花まつり参拝)⇒ 所沢IC〈関越自動車道〉渋川伊香保IC ⇒ かやぶきの郷 薬師温泉「旅籠(はたご)」
4/13 宿 ⇒ 浅間山 ⇒ 軽井沢(昼食) ⇒ 富岡製糸場(世界遺産)⇒ 道の駅「甘楽」⇒ 富岡IC〈上信越自動車道・関越自動車道〉練馬IC ⇒ 新宿(17時帰着予定)
〈宿 泊〉かやぶきの郷 薬師温泉「旅籠(はたご)」
群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3330-20 TEL. 0279-69-2422
 ※専行寺のご門徒以外の方のご参加も歓迎致します。お気軽にご参加ください。
 ※宿泊は男女別部屋ごと定員割

◇「真宗大谷派東京4組同朋会」(申込制)(詳細は当寺まで)
4月16日(土)13時30分~17時30分
〈会場〉崇信教会(渋谷区代々木5-15-10)
〈法話〉「私が仏に求められていること」―真宗が利益―
〈講師〉渡辺智香 先生(西福寺住職)

◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
4月18日(月)13時
〈指導〉村田藍トレーナー          
〈参加費〉500円                                     ※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
 ※お申込みは専行寺へどうぞ。

◇「仏教入門講座」
4月18日(月)14時30分~16時30分
〈法話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
 ※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。

◇「煉山の活き活き尺八教室&ライヴ」主催 和の心 
4月24日(日)18時       
〈プログラム〉
第一部 尺八史概説
・尺八という楽器 ・譜面の特徴 ・歴史(中国唐代の起源から現代の尺八について)
第二部 尺八体験とリラクゼーション呼吸法
 現代人はとても呼吸が浅いです。呼吸の浅さは肩こりやストレスの原因になります。
この機会に是非「リラクゼーション呼吸法」をマスターしてみてください。
第三部 尺八の生演奏
 曲目 「龍聲」「甲乙」「アメージンググレイス」
〈講師〉 工藤煉山(くどう れんざん)
・都山流尺八演奏家 ・コンテンポラリーユニット「SARUME」主宰。
・東京芸術大学大学院音楽研究科修了。在学中に宮中桃華楽堂にて御前演奏。(宮内庁主催)
大学院修了後、渡英しヨーロッパで演奏活動を展開。
・オーケストラ、和太鼓と共演、BBC(London)に出演等幅広くメディアで活躍する。
帰国後、パシフィック ミュージック フェスティバル等で客演として招待を受けるなど
全国で演奏活動を展開。
・音楽スタイルは尺八本曲・地唄などの伝統文化の普及に努めている。また、邦楽を多くの
方々に視聴して頂くため、コンテンポラリー音楽(芸術・音楽の融合)の企画・制作にも
力を入れている。その一環として伝統文化を海外に発信するため、「SARUME」を主宰。
2014年5月に第1回目となる「天岩戸」を公演し絶賛を評される。
・二代目金子繍山 二代目北原篁山 山本邦山(人間国宝) 藤原道山に師事。
〈会費〉 3000円 
〈参加申込〉工藤煉山Facebookからお申込みください。