2019年8月の言葉

拝まない者も
おがまれている
拝まないときも
おがまれている

東井義雄


2019年7月の言葉

無量無数の祖先が
私たちの身の中に心の中に生きている
そして どうか助かってくれ
そして 私を助けてくれと
みんな願っている

曽我量深


「永代経法要」が勤められました。

5月12日(日)

永代経法要が勤められ、大勢の皆様がお参りくださいました。

これまで専行寺にご縁のあったすべての方のご法事であり、永代にわたってお経が読み継がれ、教えが伝えられていくことを願って勤められます。ご法話は「仏さまとあなたとわたし」白山勝久先生(世田谷・西蓮寺/仏教ブログ「ことば こころのはな」執筆者)。

「悩みがなくなることが救いではない。共に悩めることが救いです」(安田理深)

このお言葉と次のエッセイを手がかりにお話しくださいました。「悩みがすべてなくなるという宗教があれば、それは自己自身を見失い、まるで熱病にかかったようなものである。仏教は、悩んでいる自己の発見を促すものである。それは深い眠りから覚めることである。わたしたちはいつも自分中心に物事を見つめ、客観的に自己を見つめることは難しい。自分で自分の顔を見るには鏡がいる。鏡の前に自身の顔を照らし出すのである。その鏡こそ、真実の教えに出会うことである。それはまた、悩みそのものを引き受けていく教えである。安田先生は『救いとは共に悩むことのできる人と教えに出会うことである』と言われる。共感の世界である。それは現実から逃避せず、向かい合うことである」

※次回の定例法要は、7月7日(日)に勤められるお盆法要です。法話は百々海真先生(東本願寺教化教導 / 港区 了善寺)。ぜひお参りください。
2019永代経1

2019永代経2
2019永代経 3
2019永代経 4
2019永代経5

 


2019年6月の言葉

水は手で掴めません
水は汲むものです
人の心は掴めません
心は汲むものです

東井義雄


2019年4月の言葉

花咲かす
見えぬ力を春という
人となす
見えぬ力を仏という

藤元正樹


2019年3月の言葉

自分以外のものを頼るほど
はかないものはない
しかしその自分ほど
あてにならないものはない

夏目漱石


2019年2月の言葉

自分が可愛い
ただそれだけのことで生きていた
それが深い悲しみとなったとき
ちがった世界が
ひらけて来た

浅田正作


2019年1月の言葉

生のみが我等にあらず
死もまた我等なり
我等は生死を並有するものなり

清沢満之


「修正会」「新春法会」が開催されました。

1月1日(火)元日
10時より「修正会(しゅしょうえ)」が勤められました。
新年を迎え、仏前にて心静かに自分自身を見つめ、1年の歩み出しを始める法会です。
式次第は、➀開扉 ➁静座 ➂三帰依 ➃勤行 ➄献杯の儀 ⑥法話(住職挨拶)。
終了後、書院にてお汁粉(ぜんざい)が振る舞われました。

 

2019修正会1
2019修正会3
2018修正会1

 

1月14日(月)成人の日

「2019年新春法会」が勤められました。
式次第は、➀勤行 ➁献杯の儀 ➂挨拶 ➃落語 ➄懇親会(福引)
落語会には林家正雀師匠とお弟子さん方が出演され、本堂に笑顔があふれる華やかな催しとなりました。終了後の懇親会では福引も行なわれました。

2019落語会1
2019落語会3
2019落語会4
2019落語会9
2019落語会5
2019落語会8
2019落語会7
2019落語会10
2019落語会11

専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。ご参拝を心よりお待ちしております。


林家正雀師匠来たる!

2019年お正月の行事は、元日恒例の「修正会」に続き、14日(成人の日)に「新春法会(新年初参り&落語会)」が開催されます。林家正雀師匠とお弟子さん方がお越しくださいます。新年の献杯と福引もどうぞお楽しみに!皆様ぜひお誘い合わせてお出かけください。

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※詳細はこちら→新春法会2019