これからが
これまでを決める
藤代聰麿
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これからが
これまでを決める
藤代聰麿
人間の愚かさは
何に対しても
答えをもっているということです
ミラン クンデラ
1月11日(月)成人の日
「2016年新春法会」が勤められました。
式次第は、➀勤行 ➁献杯の儀 ➂挨拶 ➃落語会 ➄福引 終了後は懇親会。落語会には、林家正雀師匠とお弟子さん方に出演いただき、本堂にご門徒の笑顔があふれる華やかな催しとなりました。
「落語の祖」は戦国大名の御伽衆のひとりでもあった僧侶・安楽庵策伝だといわれています。また浄土真宗の「節談説教」は江戸時代には民衆の娯楽ともなり、浪曲・講談・落語などの母体となったといわれています。
『落語とは人間の業の肯定である』という立川談志師匠の言葉の通り、「わかっちゃいるけどやめられない」そんな人間の業を笑う落語の世界には、人間そのものを悲しんでくださっている仏さまの眼差しがそそがれているのでありましょう。仏前に設営された特設の高座を前にそんなことを感じた法会でした
専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。ご参拝を心よりお待ちしております。
眼があっても
光がなければものは見えない
光とは智慧である
智慧の光は
無始以来の私の闇を
一瞬にして照らしだし
私が立つべき広い天地を恵む
宗教とは私を照らす智慧である
志慶眞文雄
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月1日(金)元日
10時より「修正会(しゅしょうえ)」が勤められました。
新年を迎え、仏前にて心静かに自分自身を見つめ、1年の歩み出しを始める法会です。
式次第は、➀開扉 ➁静座 ➂三帰依 ➃勤行 ➄献杯の儀 ⑥法話(住職挨拶)。
終了後、書院にてお汁粉(ぜんざい)が振る舞われました。
今年は1月11日(月)成人の日に「新春法会(新年初参りと落語会)」も開催されます。ぜひお気軽にお出かけください。専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。ご参拝を心よりお待ちしております。
12月25日(金)
元日の「修正会(しゅしょうえ)」と1月11日(成人の日)の「新春法会(落語会)」に向けた「仏具お磨き」と「煤払い(すすはらい)」の奉仕活動が行われました。
「仏具お磨き」とは、本堂に置かれている花瓶やローソクの燭台などの真鍮製仏具をすべて下ろし、ひとつ一つ丹念に磨いていただく奉仕作業です。真鍮ですので磨くと見事に輝きを取り戻します。仏具を磨きながらの雑談も楽しいひととき。毎回皆さんの笑顔があふれる奉仕活動です。
午後は本堂の煤払いと大掃除。おかげさまで綺麗になりました本堂と仏具で新年を迎えることができます。今回ご参加いただいたのは14歳の中学生からなんと90歳の方々。皆様ありがとうございました。
専行寺では年6回の定例法要の前に「仏具お磨き」をお願いしています。奉仕活動を通して、仏さまをより身近に感じていただければ幸いです。
次回の「仏具お磨き」は 3月14日(月)です。(お手伝いいただける時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします)
2016年お正月の行事は、元日恒例の「修正会」に続き、11日(成人の日)に「新春法会」が開催されます。第2部の落語会には林家正雀師匠がお越しくださいます。お楽しみに!皆様ぜひお出かけください。
※詳細はこちら→ 2016新春法会
1月
◇修正会
1月 1日(金)元日 10時
〈日 程〉開扉・静座・勤行・献杯・挨拶
◇新春法会
1月11日(月)成人の日
〈日 程〉13時30分 勤行・挨拶
14時 落語(林家正雀・豊田家金平ほか)
15時30分 福引・懇親会
◇真宗大谷派東京教区 報恩講(東本願寺真宗会館)
1月26日(火)10時30分 帰敬式(法名授与式)
1月27日(水)11時30分 逮夜法要 法話 池田勇諦 先生(同朋大学名誉教授)
16時30分 報恩講の夕べ 「ライブ・イン・浄土の真宗」えにしを生きる
1月28日(木) 8時 晨朝法要 法話 朝倉俊隆 先生(東京・報土寺)
10時30分 日中法要 法話 池田勇諦 先生(同朋大学名誉教授)
※詳細はこちら→東京教区報恩講http://www.ji-n.net/gyoji/houonkou.html
2月
◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
2月 4日(木)13時30分
〈指 導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター) 〈参加費〉500円
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。
◇「仏教入門講座」
2月 4日(木)14時30分~16時30分
〈法 話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。
◇「真宗大谷派東京4組同朋会」
2月19日(金)13時30分~16時30分
〈会 場〉諦聴寺(渋谷区代々木3-26-1)
〈テーマ〉「私が仏に求められていること」―真宗が利益―
※申込制(詳細は専行寺までどうぞ)
愛の反対は
憎しみでなく
無関心です
マザー・テレサ
11月24日から26日にかけて秋の参拝旅行に出かけてまいりました。
往復とも北陸新幹線を利用した今回の旅、初日は富山県南砺の五箇山、妙好人「赤尾の道宗」ゆかりの行徳寺と世界遺産・相倉合掌造り集落へ。2日目は井波彫刻の粋を集める真宗大谷派井波別院・瑞泉寺と城端別院・善徳寺、そして版画家・棟方志功ゆかりの福光へ。志功が戦時中疎開していた光徳寺と福光美術館では大胆かつ荘厳な作品の数々を拝観することができました。3日目は東尋坊から蓮如上人(本願寺八代)ゆかりの吉崎御坊と金沢・兼六園へ。
富山県南砺地方では綽如上人(本願寺五代)・蓮如上人以来の伝統として「講」と呼ばれる寄り合いの場で念仏の教えが相続されてきました。今でもその教えのもとに互いに支え合いながら暮らす「結(ゆい)」「合力(こうりゃく)」と呼ばれる精神が人々を繋いでいます。棟方志功の心に響き、柳宗悦の民藝美論にも新たな方向性を与えたといわれるこの地の精神風土。「土徳」と呼ばれるものにふれた気がした旅でした。