お知らせ
「報恩講」が勤められました。
2017年12月15日
11月3日(金)文化の日
宗祖親鸞聖人の「報恩講」が勤められ、大勢の皆様がお参りくださいました。ご法話は竹部俊惠先生(妙蓮寺住職・本願寺横浜別院 前輪番)。富山県南砺市の井波からご出講くださいました。
「報恩の報、報いるとは、私が知らされたことを自分の生きざまとして行じていくこと」。このことを親鸞聖人のご生涯をたずねつつ、さまざまな角度からお話しくださいました。
〈法話聞書〉文責・専行寺
・「恩」ということが忘れ去られ、「報恩」という言葉を聞いてもピンと来ない時代になっているかもしれません。インド仏教にも「恩」を意味する原語があります。パーリ語で「カタンニュー」と発音される言葉です。「カタン」とは「私を私たらしめているものがある」そして「ニュー」とは「それを知らされる」ということです。「なされたことを知る」という意味で「知恩」と訳されます。私を私たらしめているものがあることを知らされるという意味なんです。
・私たちの常識的な考え方は、私がまずあって、そして私が生きていくうえで手助けになっていく都合のいいものを良しとし、邪魔なもの、都合の悪いものは悪しとしていく。お釈迦様が教えてくださっているのは、その私が私たらしめられているそもそものものがある、私を超えたものと言った方がいいのかもしれません。それが仏教の核心です。そういうことを「恩」という。そのことを何よりも身をもって教えてくださった方が親鸞聖人です。
・「報恩」とはその恩に報いていくことです。報道の報ですから「知らせる」という意味があります。知らせるためには自分がまず頷かなければならない。お互い知らせたり頷いたりして、その道を歩んでいく、行じていく。報いるとは行じていくこと。つまり自分の生きざまにしていくことです。浄土真宗の伝統では「念仏の信者」とは呼ばず「念仏の行者」と言いますね。「いい考え方ですね。信じます」というのは「報恩」ではなく「謝恩」なのでしょう。謝恩セールの謝恩講ではありません。
・自分が広い世界に頷かされ、頭が下がったならば、そのことをお知らせしていく。自分もその道を歩ませていただく。行じて自分の生き方にしていく。それが「報恩」のおこころなのです。
※次回の定例法要は2018年元日に勤められる修正会です。ぜひお参りください。
「お盆法要」が勤められました。
2017年08月07日
7月9日(日)
お盆法要が勤められ、新盆を迎えられた方々をはじめ大勢の皆様がお参りくださいました。仏前で共に手を合わせ仏法を聴聞するご縁をいただくということは、私たちを導いてくださる諸仏として亡き人と出会っていく新しい関係の始まりです。
ご法話は藤本愛吉先生(三重県・正寶寺住職 / 京都大谷専修学院元指導主事)。生活実感のなかでの仏法の受け止めをお話しくださいました。
〈法話聞書〉文責・専行寺
・「自分の人生に悔いはないか?」 昨年、心臓の手術をする前にこんな問いが湧きおこってきました。愛知の真宗門徒の農家に生まれ、36歳で浄土真宗の教えに会いたいと思い、一念発起して京都の学校で学んでお坊さんになりました。コツコツと勉強させてもらうなかで素敵な念仏の先生にもたくさんお会いすることができました。そして門徒さんに迎えられて、寺という自分の生きる場を与えられ歩んできました。いのちのギリギリのところで、そんな問いが湧きおこってきたのです。「ひとさまに一杯迷惑をかけてきたけれど、自分なりによう頑張って生きてきたかなぁ」と。そんな思いと共に麻酔で眠っていきました。手術後、裸で仰向けの自分の姿を見て、大きな赤ちゃんだと思いました。赤ちゃんなら赤ちゃんらしく何でも受け容れようと決めました。ここは仏様の教えを聞いてきて良かったなと思います。頭を使っちゃうと「なんでこんな目にあったんや」「なんでこんな体なんや」と悩むんです。仏さんの世界は「選ばず、嫌わず、見捨てず」だと聞いてきたので、身動きできない赤ちゃんにならせてもらおうと思いました。
・赤ちゃんとなって初めて飲んだ水は、これまでで一番美味しい水でしたね。ある先生が「いのちはみな繋がっています」「無味こそいのちの味です」と仰っていたことを思い出しました。当たり前にしていた水が新鮮そのものだったんです。生きていることはすごいことだなぁと改めて思います。仲野良俊先生が「何が不思議かと言ったら、こうして生きていること以上に不思議なことはないじゃないか」とよく仰っていました。皆かけがえのない一人一人として、この地上に生を受けて生きています。当たり前のように思って何も感じていなかった水を「これが水の味だ」と感じた。「いのちの味」です。私たちはいのちの新鮮な躍動を、咲きほこる花や採りたての野菜、生まれたての赤ちゃんに感じます。でも実はお年寄りだっていのちを生きているのですから、そのいのちは新鮮でピカピカなはずです。しかし、私たちの心が「何十年生きてきた」という思いをかぶせてしまうものですから、いのちのピカピカが見えなくなるのです。
・念仏に生きている人に出遇わなかったら、私も仏法なんてまったく聴くことはなかった。24歳の時、仏法を語り静かに「南無阿弥陀仏」と称えておられた先生のそのお念仏が響いて、ずっと私の人生を支えています。そういう「いのち」があるんだ。どうか目覚めていってほしいというのが仏様の願いです。お釈迦様が目覚めて「これが本当だなぁ」と。それを言葉にしたものが教えとなっているんです。「仏法」が「仏教」になった。目覚めて生きていく歩みを「仏道」といいます。これはお寺の所有物ではありません。いのちに根差した教えです。だから誰にでも響いていくものなのです。
・黒人解放運動のマーチン・ルーサー・キング牧師の『自由への大いなる歩み』という本を読んでいたら、面白い言葉を残しておられました。「人間はみなつながっている。あかの他人はひとりもいない」と。だから、キング牧師は白人がいくら暴徒化しても、白人を逆にいじめることは自分を傷つけることと同じだから、私は傷つけないと書いていました。まったくお釈迦様とひとつです。行き着くところにいくと、みな同じ言葉になって同じことを教えてくれるんだなと感動しました。私たちは当たり前のように生きて、少しでも楽に、少しでも楽しくと、どんどん欲望を広く使っていますけれど、根っこにあるいのちは、今ここにあることが本当に素晴らしいことだ、ここに安んじて生きていようと教えられているんですね。
・こうした法要を通して、亡き人を偲ぶなかで、今生きている事の確かさを確かめ合ったら、日々の新しい生活の中で何が大事なのか見つめ直していけるのです。
※次回の定例法要は、9月22日(木)秋分の日に勤められる秋彼岸法要。法話は渡辺誉先生(真宗大谷派東京教区駐在教導)です。
ぜひお参りください。
7月・8月・9月の行事案内
2017年06月23日
7月
◇「お盆」(墓参・ご門徒宅お内仏参勤)
7月1日(土)~16日(日)
◇お盆法要に向けての「仏具お磨き奉仕」
7月4日(火)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。
◇「輪読会」
7月4日(火)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
◇「お盆法要」
7月9日(日)11時~15時
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉藤本愛吉 先生(三重・正寶寺住職 京都大谷専修学院 元指導主事)
※大切な方のご命終を尊い仏縁として、私たち自身の生き方をともに尋ねてまいりましょう。どなたもご自由にお参りください。
8月
◇「お盆」(墓参・ご門徒宅お内仏参勤)
8月 1日(火)~16日(水)
◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
8月22日(火)13時30分(下記の仏教入門講座開会前に開催します)
〈指導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター)
〈参加費〉500円
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。
◇「仏教入門講座」
8月22日(火)15時(終了後、暑気払い懇親会)
〈法話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。
9月
◇秋彼岸法要に向けての「仏具お磨き奉仕」
9月13日(水)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。
◇「輪読会」
9月13日(水)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。
◇「秋彼岸」
9月20日(水)~26日(火)
※墓参およびご門徒宅お内仏参勤
◇「秋彼岸法要」
9月23日(土)秋分の日 11時~13時30分
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉渡邊誉 先生(真宗大谷派 東京教区駐在教導)
※亡き人を偲びつつ「生きる」ことをともに尋ねてまいりましょう。
※簡単なお弁当を用意しています。墓参はぜひ法要に合わせてお出かけください。
「永代経法要」が勤められました。
2017年06月23日
5月21日(日)
永代経法要が勤められ、大勢の皆様がお参りくださいました。永代にわたってお経が読み継がれていくことを願って年に1度勤められている法要です。ご法話は白山勝久先生(世田谷・西蓮寺)。教えにふれていく私たちの姿勢を繰り返しお話してくださいました。併せて専行寺維持会総会も開催されました。
〈法話聞書〉(文責・専行寺)
南無阿弥陀仏とは言葉の仏さまです。
「阿弥陀」という言葉の原語は「アミターユス」です。意味は「無量寿」。「量ることができないいち」「量り知れないいのち」です。いのちの縦のつながりです。もうひとつの原語は「アミターバ」。意味は「無量光」。「量り知れない光」です。光は一瞬でその場に広がっていくものですよね。同じ時代に生きる者同士(いのち)が手を取り合うことを意味しているのではないかなと、私はいただいています。「無量光」はいのちの横のつながりです。無量寿は縦糸、無量光は横糸を表していて、その縦糸と横糸の重なる一点一点が私たち一人ひとりのいのちなのではないかなと思います。そうしたつながりを教えられると、人との関係を大切にとか、かけがえないいのち同士だから大事に生きていきましょうとなりますが、なかなかそうはいきません。しかし、確かにつながりを生きているのが私たちなのです。
「南無」という言葉の原語は「敬い」をあらわす「ナモ」「ナマス」です。インドやネパール、スリランカなどの挨拶は「ナマステ」と言います。日本語の「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」にあたる言葉ですが、「あなたに出会って良かった」とか「あなたのすべてを受け入れます」という意味もあるんだそうです。縦糸と横糸のまれなご縁をいただいて関係を結べた人間同士なんですから、本当はなかよくできればいいんですが、そうはいかない。かと言って捨てきれるものでもありません。そういうすべてのことをひっくるめていただくことが私の人生・私の生涯・私のいのちなんだなということを南無阿弥陀仏は意味しているんだと思います。
最近NHKの『SWITCHインタビュー』に出演され、『同朋新聞』2・3月号にも対談記事が掲載されていた盲ろう者の福島智さんが、昨年7月に起きた相模原市の障害者施設殺傷事件について発言しておられました。「重度障害者は家族にも迷惑をかけるし税金も使うからいない方がいいんだ」という容疑者の考え方は、彼だけの問題ではなくて、そういうことを思わせるような社会になってしまっているのではないかと福島さんは話しておられました。私たちは、やはり健康が一番で病気になったらダメだと思う。仕事でもバリバリできる人間が良くて要領の悪い人間はダメだと思う。そういうモノサシで人間を見る眼がいつの間にかできてしまっているんですね。そういうモノの見方をしてしまう社会が容疑者のような人間を生む。そういう心の根っこは誰しも持っているものです。
生活の中での出来事や社会の問題に対して当事者として生きることの大切さを思います。例えば、原発を良しとして当たり前に生きて来た当事者としての責任を抜きにして「原発はけしからん」「政府はなっていない」ということにしてしまいがちです。自分を抜きにして、自分を正義の側に置いてモノを見てしまいます。それは、自分をまっすぐなモノサシとして周りを歪んだものとして見ているわけです。しかし、はたして自分のモノサシは歪んではいなかったのか。
今日こちらの掲示板に「人として生まれた悲しみを知らないものは、人として生まれた喜びを知らない」とありました。人として生きるということは「自分が可愛い」というところでしか生きられない悲しみを背負っています。その中でこうした教えの場が尊ばれてきたということは、教えを聞いて自分の姿を照らされること、そして共にそのことを確かめていく仲間があることが人間の喜びなんだと思います。
「永代経法要」は文字通り永代にわたってお経が読みつがれることを願って勤められる法要ですが、お経の一字一句を勉強して伝えていく努力をしていくことではありません。自分を抜きにせずに教えにふれていく、教えられていたのはまさに私のことだったんだなという「頷き」をいただくこと、その姿が必ずあとの方に伝わっていきます。その姿を伝えていくことが永代経のこころなのです。
※次回の定例法要は、7月9日(日)に勤められるお盆法要。ご法話は藤本愛吉先生(三重・正寶寺住職/京都大谷専修学院元指導主事)です。ぜひお参りください。
「春彼岸法要」が勤められました。
2017年03月28日
3月19日(日)
春の彼岸法要が勤められ、大勢の皆様にお参りいただきました。仏前で手を合わせてお念仏申すご縁をいただくということは、私たちを導いてくださる諸仏として亡き人と出会う、新しい関係の始まりでありましょう。ご法話は京都から松井憲一先生(京都・道光舎主宰・道専寺前住職)にご出講いただきました。
〈法話聞書〉(文責・専行寺)
1月に前坊守さんがお亡くなりになり、本堂にご安置されているご遺骨を前に、今日の彼岸法要はいろいろな思いをもってお参りいただいた方も多かろうかと思います。お別れをご縁にして、手を合わせ南無阿弥陀仏と念仏申すことは、生きておられた時の人間同士の関係とは少し違う関係をいただくことができるのではないでしょうか。亡くなられてみて、初めて私たちは涙しながら「有難う」とも言えるし「ごめんなさい」とも言える。そういうご縁が結ばれるということはとても大事なことであります。「どこかから見ておってくださるな」という感情と感覚で、亡き人とまた対話ができていくということは新しい出会いの始まりだということができます。
司馬遼太郎さんが『街道をゆく』の中で、近江商人がよく使われる「させていただく」という言葉について書いておられました。この頃は「してあげる」が多いのと違いますか。「子供を育ててあげる」のではなくて、「子供を育てさせていただく」のでしょう。若い頃は勝手し放題していた人も、結婚してお父さん・お母さんになると、学校のお役を授かったり、地域の運動に参加したりと、見事にお父さん・お母さんらしくなるものです。そういうふうになったのは子供のおかげでしょ。子供の手前、あまり自分勝手なことはしておれんなといって、それなりに親になっていくものです。
名を呼ばれるということはそういうことなんです。私たちが南無阿弥陀仏という言葉を申すということは、南無阿弥陀仏に願われているような私になっていきたいということで、南無阿弥陀仏という言葉が届けられているのですね、私たちに。「お父さん」「お母さん」でも「おじいさん」「おばあさん」でもそうです。「くそばばあ」なんて言われたら、「今年のお年玉はなし」となりますが、「おばあちゃん」と言われたら、少しは年金を貯めておかなきゃというふうに変わっていくでしょ。名は私を育ててくださるのです。「社長さん」と言われたら社長らしくなっていく。子供を育てさせていただいて、私たちは親にならせていただくのですね。司馬遼太郎さんもこれは他力の思想をあらわしていると仰っています。「させていただく」そのもっと深いところに、「如来様のおかげで」「摂め取って捨てない摂取のはたらきのおかげで」ということがあるわけです。
※次回の定例法要は、5月21日(日)に勤められる永代経法要。ご法話は白山勝久先生(世田谷・西蓮寺)です。ぜひお参りください。
3月・4月の行事案内
2017年03月22日
3月
◇「東日本大震災犠牲者追悼法会」主催 真宗大谷派東京4組
3月9日(木)13時~16時
〈会場〉龍善寺(新宿区早稲田77)
〈講師〉小丸真司 先生(福島県・正西寺住職)
中杉隆法 先生(兵庫県・西林寺)
※法要志はすべて被災地支援に供します。ご協力をお願い申し上げます。
◇春彼岸に向けての「仏具お磨き奉仕」
3月13日(月)10時~12時(作業終了後、昼食)
※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。
◇「輪読会」
3月14日(月)13時~14時30分(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)
※『サンガ』(東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌)『同朋新聞』(東本願寺発行)などを輪読しています。
◇「春彼岸」
3月17日(金)~23日(木)
※墓参およびご門徒宅お内仏参勤
◇「春彼岸法要」
3月19日(日)11時~13時30分
〈日程〉勤行・法話・お斎(食事)
〈法話〉松井憲一 先生(京都・道光舎 主宰 / 道専寺前住職)
※亡き人を偲びつつ「生きる」ことをともに尋ねてまいりましょう。
※簡単なお弁当を用意しています。墓参はぜひ法要に合わせてお出かけください。
◇「煉山の活き活き尺八教室」
3月23日(木)10時~12時
〈指導〉
工藤煉山さん(都山流尺八演奏家・コンテンポラリーユニット「SARUME」主宰)
詳細はこちら
工藤煉山さんホームページ LESSON をご確認ください
4月
◇お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス教室」(申込制)
4月4日(火)13時30分
〈指導〉竹井景子トレーナー
〈参加費〉一般 1500円 専行寺門徒 500円 (レッスンは約1時間) ※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。
◇「仏教入門講座」
4月17日(月)13時~16時30分
〈法話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。
◇「真宗大谷派東京4組同朋会」(申込制)(詳細は当寺まで)
4月17日(月)13時30分~16時30分
〈会 場〉法雲寺(新宿区愛住町10-3)
〈テーマ〉「ともに歩み、ひとり歩む」
〈法 話〉近田聖二 先生(豊島区・顕真寺住職)
※申込制(詳細は専行寺までどうぞ)
専行寺前坊守が還浄致しました。
2017年02月13日
1月12日(木)、専行寺前坊守・平松純江(法名・釋尼純耀 83歳)が浄土に還りました。1月24日(火)25日(水)の二日間にわたり、通夜葬儀が勤められました。有縁の皆様には生前大変お世話になりましたこと、厚く御礼申し上げます。
前坊守(住職の母)は、栃木県足利市の真宗大谷派・御影寺の九人兄弟の三女として誕生し、当寺に嫁いで約60年、地域の皆様とご門徒に支えられて歩みを進めてまいりました。1977(昭和52)年からは老朽化した本堂・庫裏の再建事業が始まり、多くの皆様のご協力によって1989(平成元)年に落成の慶讃法要を勤めさせていただきました。先代住職が体調を崩すなかでも事業が完遂し、現在の専行寺の礎が築かれましたことは、陰で支えておりました前坊守にとっても大きな喜びと安堵の仏事でございました。
12年ほど前から心臓の疾患と膠原病を患いましたが、このところ病状は落ち着いていました。直前の新春法会でもご門徒と共に落語や尺八の演奏を楽しんでおりましたが、最後は心不全により還浄致しました。
通夜のご法話で海法龍先生(長願寺住職)が、「これまで何を大事に生きてきたのか、これから何を大事に生きていこうとするのか?大切な方の命終という事実が、私たちの人生に大切な問いを与えてくださいます」と語ってくださいました。生前、声高に仏法を語るようなことはない前坊守でありましたが、「老病死していくいのちを最後まで大切に生きるとはどういうことなのか?」このような前坊守の自身への問いかけが、遺された私どもに静かに手渡されたように感じています。
皆様から賜りましたご厚誼に対し、重ねて御礼を申し上げます。誠に有難うございました。
「修正会」「新春法会」が勤められました。
2017年02月11日
1月1日(金)元日
10時より「修正会(しゅしょうえ)」が勤められました。
新年を迎え、仏前にて心静かに自分自身を見つめ、1年の歩み出しを始める法会です。
式次第は、➀開扉 ➁静座 ➂三帰依 ➃勤行 ➄献杯の儀 ⑥法話(住職挨拶)。
終了後、書院にてお汁粉(ぜんざい)が振る舞われました。
1月9日(月)成人の日
「2017年新春法会」が勤められました。
式次第は、➀勤行 ➁献杯の儀 ➂挨拶 ➃落語&尺八・箏の調べ ➄福引
終了後は懇親会。落語会には林家正雀師匠とお弟子さん方。尺八&箏の演奏は工藤煉山さんと池上亜佐佳さん。本堂にご門徒の笑顔があふれる華やかな催しとなりました。
専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。ご参拝を心よりお待ちしております。
1月・2月の行事案内
2017年01月03日
1月
◇修正会
1月1日(日)元日 10時
〈日 程〉開扉・静座・勤行・献杯・法話(専行寺住職)
◇新春法会(「新年初参り」と「落語・尺八&箏の調べ」)
1月9日(月)成人の日
〈日 程〉13時30分 勤行・挨拶
14時 落語(林家正雀さん・豊田家金平さん・林家彦星さん)
尺八&箏の調べ(工藤煉山さん・池上亜佐佳さん)
15時30分 福引・懇親会
※詳細はこちら→新春法会2017
◇参拝旅行「東本願寺沖縄別院・南部戦跡と美ら海の旅」
1月23日(月)~25日(水)
〈参加費〉78.000円(専用バス代・参拝志納金を含む)
〈コース〉 都合により変更になる場合もあります。
1/23(月) 羽田空港(7時集合)7:55発⇒〈JAL903〉⇒那覇空港10:50着(専用バスに乗車)
⇒旧海軍司令部壕 ⇒ 首里城公園(昼食) ⇒ 糸数アブチラガマ(※)
⇒ 琉球ガラス村 ⇒ サザンビーチホテル&リゾート沖縄
1/24(火) ホテル ⇒ ひめゆりの塔 ⇒ 平和祈念公園(平和の礎) ⇒〈沖縄自動車道〉
⇒ 東本願寺沖縄別院(2010年設立) ⇒ 道の駅「かでな」(昼食)⇒ 万座毛
⇒〈沖縄自動車道〉⇒ 名護パイナップルパーク ⇒ ホテル リゾネックス名護
1/25(水) ホテル ⇒ 古宇利島(オーシャンタワー) ⇒ 今帰仁城跡(日本一早い寒緋桜を見学)
⇒ 美ら海水族館(昼食)⇒ オリオンハッピーパーク ⇒〈沖縄自動車道〉
⇒那覇空港18:40発⇒〈JAL918〉⇒羽田空港20:50着
※糸数アブチラガマ
沖縄戦時の指定避難壕。戦場が南下してからは日本軍陣地壕や陸軍病院分室となった自然洞窟。
〈宿 泊〉『サザンビーチホテル&リゾート沖縄』 沖縄県糸満市西崎1-6-1 TEL 098-992-7500
『ホテル リゾネックス名護』 沖縄県名護市山入端247−1 TEL 0980-53-8021
☆お問い合わせは専行寺までどうぞ。☆定員25名ですので、お早めにお申し込みください。
☆参加お申込みいただいた方には集合などの詳細を出発2週間前に連絡致します。
◇真宗大谷派東京教区 報恩講(東本願寺真宗会館)
1月26日(木)10時50分 帰敬式(法名授与式)
1月27日(金)11時30分 逮夜法要 法話 三明智彰 先生(九州大谷短期大学学長)
16時10分 報恩講の夕べ 落語 露の新治 氏
1月28日(土) 8時 晨朝法要
10時30分 日中法要 法話① 内藤祥世 先生(厚木市・長徳寺住職)
合唱・お斎(食事)・勤行
法話② 三明智彰 先生(九州大谷短期大学学長)
※詳細はこちら→東京教区報恩講
2月
◇ピラティス教室(申込制)お寺でカラダもリフレッシュ!
2月1日(水)13時30分
〈指 導〉竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー /ダンス インストラクター)
〈参加費〉500円
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。
普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さん
は専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。
◇仏教入門講座
2月1日(水)15時~17時
〈法 話〉「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
〈参加費〉500円
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。
◇真宗大谷派開教者会 宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要
2月25日(土)13時30分 勤行・法話
〈会 場〉東本願寺真宗会館(練馬区谷原1-3-7)
〈法 話〉佐野明弘 先生(加賀・光闡坊住持)
◇真宗大谷派東京4組同朋会
2月28日(火)13時30分~16時30分
〈会 場〉法雲寺(新宿区愛住町10-3)
〈テーマ〉「ともに歩み、ひとり歩む」
〈法 話〉近田聖二 先生(豊島区・顕真寺住職)
※申込制(詳細は専行寺までどうぞ)
林家正雀さん・工藤煉山さん 来たる!
2016年12月10日
2017年お正月の行事は、元日恒例の「修正会」に続き、9日(成人の日)に「新春法会」が開催されます。林家正雀師匠とお弟子さん方、そして都山流尺八家・工藤煉山さんがお越しくださいます。どうぞお楽しみに!皆様ぜひお誘い合わせてお出かけください。
※詳細はこちら→新春法会2017
林家正雀 師匠
工藤煉山 さん