「東日本大震災犠牲者追悼法会」 ご案内

専行寺の所属する真宗大谷派東京4組では、「第4回東日本大震災犠牲者追悼法会」をお勤めします。
東日本大震災から4年、原発が再稼働されようとしています。震災は風化しているのではなく、風化させている私たち自身が大切なことを見失っているのでありましょう。被災地からは遠く離れた東京での法会ではありますが、あらためて、犠牲になられた方々と被災地に想いを寄せ、私たち一人ひとりが問いかけられている課題を共に尋ねてまいりたいと存じます。ぜひお参りくださいますようご案内申し上げます。

日 時  2015年4月9日(木) 13時 受付開始

会 場  龍善寺 新宿区早稲田町77 アクセスはこちら

法要志  こころざし(お寄せいただいた法要志はすべて被災地の方々の支援に供します)

日 程  13:00 受付  
13:20 開会(勤行・挨拶)
14:00 現地視察 報告 
14:30 休憩
15:00 法話 石田宏壽先生(郡山・道因寺住職/ NHK文化センター講師)
16:10 閉会

※お寄せいただいた法要志はすべて被災地の方々の支援に供します。ご協賛いただけます方は、下記の郵便振替口座に法要志(支援金)をお振込みいただければ幸いです。
〈郵便振替〉「東京四組」 口座番号 00150-3-569519

※真宗大谷派東京4組各寺院では、これまでの追悼法会法要志や各寺院にお寄せいただいている支援金など、すべて被災地の方々の支援に供しています。詳細はこちらをご覧ください。→


「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」

お釈迦さまの誕生日である「花まつり」(4月8日)がめぐってきました。全国津々浦々で「灌仏会(かんぶつえ)」「降誕会(ごうたんえ)」などと呼んで、いろいろな行事が行われます。

お釈迦さまの誕生については有名なエピソードが残っています。誕生されてすぐ七歩を歩み、天と地を指さして「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と宣言されたと伝えられているのです。現代に生きる私たちからすれば、荒唐無稽なことのように感じられますが、このような伝説として表現されてきたことのなかに、私たち人間の「誕生の意味」が教えられているように思います。
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「花まつり」(お釈迦さまの誕生日) ご案内

専行寺では、「春彼岸」から4月8日の「花まつり」までの間、本堂の花御堂にお釈迦さまの誕生仏をご安置しています。寺にご参拝の折には、誕生仏に甘茶をかけて礼拝し、どうぞお誕生をお祝いください。

※「花まつり」の詳細については「住職よもやま話」(4月3日付)をご覧ください。

花まつり1
花まつり3

「春彼岸法要」 ご報告 

3月22日(日)に春彼岸法要が勤められ、墓参かたがた多くの方がお参りくださいました。勤行に続いて、松井憲一先生(京都・道光舎主宰)からご法話をいただきました。

人は去っても、その人の微笑みは去らない。
人は去っても、その人の言葉は去らない。
人は去っても、その人のぬくもりは去らない。
人は去っても、拝む手の中に帰ってくる。

ご紹介いただいた中西智海先生のこのお言葉が心に残りました。拝むことのできる身に育てていただくならば、そこにまた亡き人との新しい出遇いが開かれる。お彼岸もこういう内容を持つ仏事でありましょう。

専行寺の次回の定例法要は、5月24日(日)永代経法要(法話・藤本愛吉先生)です。ぜひお参りください。

春彼岸法要2015
春彼岸 掲示伝道

 


2015年4月の言葉

自己がわからぬ人は他人を責める
自己がわかった人は他人を痛む

安田理深


「生を見つめるための入棺体験会」ご報告

3月3日に「生を見つめるための入棺体験会」が開催されました。「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画。

内容は、➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃話し合い ➄プチ法話 です。

今回は関西からの出張中にわざわざ参加された方もいらっしゃいました。座談では、「私たちはあと何年生きられるかと〈引き算〉のいのちを考えてしまうけど、本当は一息一息の今をもらっている〈足し算〉ではないか?」こんなお話に至りました。

明治の親鸞と呼ばれた清沢満之は、「生のみが我らにあらず、死もまた我らなり。我らは生死を並有するものなり」と仰いました。死することも含めて私たちのいのちの厳粛な営みであると…。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での「終活」は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。

 

入棺体験2015・3・3

 

 


3月・4月の行事案内

3月
◆生を見つめるための「入棺体験会」(申込制)
・日 時  3月 3日(火)19:00
・日 程  ➀挨拶 ➁環境にやさしいお棺「エコフィン」の説明 ➂入棺体験 ➃話し合い(軽食あり) ➄プチ法話
※私たちは「生死一如」のいのちを生きています。ふだん眼を背けている「死」というものにきちんと向き合ってみると、おのずと自分の「生」を見つめる眼が与えられます。いま終活ブームといわれていますが、ほんとうの意味での「終活」は、その眼をいただくところから始まるのではないでしょうか。毎回、初めてお寺に足を運ぶ方々も参加されています。どうぞお気軽にお出かけください。
※「生き方」と「逝き方」を楽しく学び合うコミュニティ“これから楽交(がっこう)”と専行寺とのコラボ企画です。
※お申込みは専行寺へどうぞ。

◆仏具お磨き奉仕
・日 時  3月13日(金)10:00(作業終了後、昼食)
 ※作業しやすい服装でお出かけください。昼食は寺で用意します。
 ※ご奉仕の可能な時間だけのご参加でも結構です。ご協力をお願いします。

◆輪読会
・日 時  3月13日(金)13:00(上記の奉仕作業日の午後。昼食後に開催)

◆春彼岸
・日 時  3月18日(水)~24日(火)
 ※彼岸入りの日から4月8日(花まつり)まで、本堂の花御堂にお釈迦さま誕生仏を安置しています。ご参拝の折には甘茶をかけて誕生をお祝いください。

◆春彼岸法要 
・日 時  3月22日(日)11:00 
・日 程  ➀勤行 ➁法話 ➂おとき(食事)
・法 話  松井憲一 先生(京都・道光舎主宰 / 道専寺前住職)
※墓参はぜひ法要に合わせてお出かけください。

4月
New!
◆お寺でカラダもリフレッシュ!「ピラティス」(申込制)
・日 時  4月10日(金)13:00(今回は下記の仏教入門講座開会前に開催します)
・指 導  竹井景子さん(ピラティス&ジャイロキネシス トレーナー / ダンス インストラクター)
※ヨガと同じストレッチ効果とともに、体幹の筋肉を鍛え、脊柱や骨盤も整えていく「ピラティス」。普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させてくれます。トレーナーの竹井景子さんは専行寺ご門徒のお嬢さんです。一人ひとりにあったトレーニングで指導してくださいます。
※お申込みは専行寺へどうぞ。

◆仏教入門講座
・日 時  4月10日(金)14:00
・法 話 「正信偈のこころ」海 法龍 先生(長願寺住職 / 首都圏広報誌『サンガ』編集委員)
※これから仏教を聞いていきたいという方にもわかりやすい入門講座。偶数月開催。

◆東京4組同朋会(申込制)
・日 時  4月16日(木)
・会 場  専行寺
・テーマ 「真宗門徒として生きる」-どこで私は仏教徒といえるのか?-
・講 師  松井憲一 先生(京都・道光舎主宰 / 道専寺前住職)
※専行寺が所属する真宗大谷派東京4組の合同法話会。
※お申込み・詳細のお問合せは専行寺までどうぞ。


2015年3月の言葉

静かにおのれを悲しむこころより真実の力は生まれる。

武内了温


2015年2月の言葉

自分が自分になった背景を知る。それが「恩を知る」という意味である。

安田理深


「修正会」 ご報告

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

1月1日(木)
10時より「修正会(しゅしょうえ)」が勤められました。
新年を迎え、仏前にて心静かに自分自身を見つめ、1年の歩み出しを始める法会です。
式次第は、➀開扉 ➁静座 ➂三帰依 ➃勤行 ➄献杯の儀 ⑥法話(住職挨拶)。
終了後、書院にてお汁粉(ぜんざい)が振る舞われました。

専行寺では、本年もさまざまな行事や集いが開催されます。皆様どうぞお気軽にご参加ください。ご参拝を心よりお待ちしております。

開扉から始まります。
修正会 三具足
修正会 法話
修正会 献杯修正会 おしるこ